現金預金〜預金の種類〜
何回かに渡って見てきている現金預金の論点ですが
今回からは「預金」について見て行きましょう。
あなたも銀行にお金を預けているでしょうし、会社員であれば毎月の給料は
あなたの銀行口座に振り込まれる形が多いと思います。
預金というのはまさに、「普通預金」とか「定期預金」と呼ばれるものです。
手元に多くの現金を持っているは危険ですよね、それに預金として銀行に預けていれば
いつでも必要なときに現金を引き出す事ができますよね。
企業でも全く同じです。
企業で扱う現金の額は一般的に個人で扱う額よりはるかに大きなものになります。
それらを全て現金で処理を行うのは現実的ではありません。
そこで企業も銀行に預金します。
では、会計的な観点から見た預金の分類をまず押さえましょう。
まず預金は以下の3つに分類されます。
・満期の定めが無く、いつでも引き出せる預金。
・満期が決算日の翌日から1年以内に到来する預金。
・満期が決算日の翌日から1年以上後に到来する預金。
順番に見て行きましょう。
満期の定めが無く、いつでも引き出せる預金というのは
「普通預金」と「当座預金」があげられます。
「当座預金」というのは利息は付きませんが「小切手」を振出すことの出来る預金です。
貸借対照表では、流動資産に分類されます。
満期が決算日の翌日から1年以内に到来する預金というのは
「定期預金」になりますね
これは1年以内に、現金として引き出せることから貸借対照表では流動資産に分類されます。
最後に、満期が決算日の翌日から1年以上後に到来するものは
これも、「定期預金」になります。
「長期性預金」とも言われます。
これは貸借対照表では、固定資産にぶんるいされますので注意しましょう。
今回からは「預金」について見て行きましょう。
あなたも銀行にお金を預けているでしょうし、会社員であれば毎月の給料は
あなたの銀行口座に振り込まれる形が多いと思います。
預金というのはまさに、「普通預金」とか「定期預金」と呼ばれるものです。
手元に多くの現金を持っているは危険ですよね、それに預金として銀行に預けていれば
いつでも必要なときに現金を引き出す事ができますよね。
企業でも全く同じです。
企業で扱う現金の額は一般的に個人で扱う額よりはるかに大きなものになります。
それらを全て現金で処理を行うのは現実的ではありません。
そこで企業も銀行に預金します。
では、会計的な観点から見た預金の分類をまず押さえましょう。
まず預金は以下の3つに分類されます。
・満期の定めが無く、いつでも引き出せる預金。
・満期が決算日の翌日から1年以内に到来する預金。
・満期が決算日の翌日から1年以上後に到来する預金。
順番に見て行きましょう。
満期の定めが無く、いつでも引き出せる預金というのは
「普通預金」と「当座預金」があげられます。
「当座預金」というのは利息は付きませんが「小切手」を振出すことの出来る預金です。
貸借対照表では、流動資産に分類されます。
満期が決算日の翌日から1年以内に到来する預金というのは
「定期預金」になりますね
これは1年以内に、現金として引き出せることから貸借対照表では流動資産に分類されます。
最後に、満期が決算日の翌日から1年以上後に到来するものは
これも、「定期預金」になります。
「長期性預金」とも言われます。
これは貸借対照表では、固定資産にぶんるいされますので注意しましょう。
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現金預金〜小口現金〜
小口現金というのは
日常的な少額の現金の出し入れを行うために用意する
現金の事を言います。
あなたかが会社員ならば、自分が立て替えた経費を
経理課に行って現金でもらうといった経験があると思います。
そのような精算業務のためにあらかじめ経理課で用意する現金の事ですね。
一般的には大金庫とは別に、手提げ金庫などの小さな金庫で管理されます。
実際の実務は会社によってまちまちです。
ここでは小口現金に関して試験で問われる事項について説明します。
まず、小口現金として用意する現金の補給方法です。
以下の2パターンがあります。
1.定額資金前渡制
2.随時補給制
定額資金前渡制というのは、小口現金として用意する金額を一定額にして
定期的(1週間あるいは一か月程度)にあらかじめ決めた一定額まで補給する制度の事です。
これは別名、インプレスト・システムと言われます。
良く試験では、「当社はインプレストシステムを採用している」などと書かれます。
その場合はこの定額資金前渡制のことを指します。
一方
随時補給制というのは、読んで字のごとく小口現金が不足したら随時補給するというものです。
試験で問われるのは圧倒的に、定額資金前渡制になります。
それでは仕訳の例を見て行きましょう。
【前渡の処理】
(例)小口現金として50,000円を補給するために担当者に小切手を振出した。
(借)小口現金 50,000 (貸)当座預金 50,000
【小口現金の出金の処理】
(例)社員に交通費の精算として、現金10,000円を支払った。
(例)光熱費の支払いとして、20,000円を現金で支払った。
※以上、仕訳なし
【精算報告時の処理】
(例)小口現金の担当者から報告を受けた
(借)交通費 10,000 (貸)小口現金 30,000
(借)光熱費 20,000
【小口現金補給時の処理】
(例)小口現金の担当者から報告を受けた、30,000円について小切手を振出して
担当者に渡した。
(借)小口現金 30,000 (貸)当座預金 30,000
日常的な少額の現金の出し入れを行うために用意する
現金の事を言います。
あなたかが会社員ならば、自分が立て替えた経費を
経理課に行って現金でもらうといった経験があると思います。
そのような精算業務のためにあらかじめ経理課で用意する現金の事ですね。
一般的には大金庫とは別に、手提げ金庫などの小さな金庫で管理されます。
実際の実務は会社によってまちまちです。
ここでは小口現金に関して試験で問われる事項について説明します。
まず、小口現金として用意する現金の補給方法です。
以下の2パターンがあります。
1.定額資金前渡制
2.随時補給制
定額資金前渡制というのは、小口現金として用意する金額を一定額にして
定期的(1週間あるいは一か月程度)にあらかじめ決めた一定額まで補給する制度の事です。
これは別名、インプレスト・システムと言われます。
良く試験では、「当社はインプレストシステムを採用している」などと書かれます。
その場合はこの定額資金前渡制のことを指します。
一方
随時補給制というのは、読んで字のごとく小口現金が不足したら随時補給するというものです。
試験で問われるのは圧倒的に、定額資金前渡制になります。
それでは仕訳の例を見て行きましょう。
【前渡の処理】
(例)小口現金として50,000円を補給するために担当者に小切手を振出した。
(借)小口現金 50,000 (貸)当座預金 50,000
【小口現金の出金の処理】
(例)社員に交通費の精算として、現金10,000円を支払った。
(例)光熱費の支払いとして、20,000円を現金で支払った。
※以上、仕訳なし
【精算報告時の処理】
(例)小口現金の担当者から報告を受けた
(借)交通費 10,000 (貸)小口現金 30,000
(借)光熱費 20,000
【小口現金補給時の処理】
(例)小口現金の担当者から報告を受けた、30,000円について小切手を振出して
担当者に渡した。
(借)小口現金 30,000 (貸)当座預金 30,000
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現金預金〜現金過不足〜
現金過不足というのはどういうものでしょうか?
企業というのは
手持ちの現金、つまり社内にある金庫の中にある現金の有高を
期中と期末に実際に計算して、帳簿の残高と一致するかどうかを確認します。
この確認する作業のことを「実査」といいます。
本来ならば必ず一致するはずなのですが、概ね記帳の間違いや漏れなどで
不一致になる事の方が多いですね。
この実際の現金の有高と帳簿残高の不一致の事を現金過不足と言います。
では、現金過不足が発生したときはどのように処理するのでしょうか?
「何!現金が足りない!誰が着服したんだ!」
なんて話はさておき…
まず処理の基本として押さえる事は
現金過不足が発生したときは必ず、実際の現金の有高に
帳簿の残高を合わせる
ということです。
あくまでも実際に手元にある現金の有高が絶対である、ということですね。
帳簿より現金が100円足りないから自分の財布から出しちゃえ!
なんてことはしてはいけない訳です。
現金過不足のパターンは2種類あります。
・帳簿よりも現金が多い
・帳簿よりも現金が少ない
そして、期中の処理と決算時の処理に分かれます。
順番に見て行きましょう。
まず期中の処理です。
期中に現金過不足が発生した場合は、「現金過不足勘定」で処理します。
(例)帳簿よりも現金有高が1,000円多かった
(借)現金 1,000 (貸)現金過不足 1,000
帳簿の現金勘定を増加させます。
(例)帳簿よりも現金有高が1,000円少なかった
(借)現金過不足 1,000 (貸)現金 1,000
帳簿の現金勘定を減少させます。
一旦このように仕訳を切っておいて原因が判明したら正しい仕訳を入れます。
(例)先日の実査で現金が1,000円多かったが、売掛金の回収が未記帳であった
(借)現金過不足 1,000 (貸)売掛金 1,000
このようになりますね。
そして決算期の処理ですが、決算期においては現金過不足勘定は用いず
「雑収入勘定」「雑損失勘定」で処理します。
(例)期中の実査で1,000円不足していたが原因は不明のままである。
(借)雑損失 1,000 (貸)現金過不足 1,000
(例)期中の実査で1,000円多かったが原因は不明のままである。
(借)現金過不足 1,000 (貸)雑収入 1,000
現金過不足勘定というのはあくまでも期中に使用する仮の勘定科目です。
ですから決算期においては「雑損失」あるいは「雑収入」に振り替えます。
ただし原因が判明すれば正しい修正仕訳を切ります。
そして決算時の実査で、現金過不足が生じた場合は
現金過不足勘定は用いず、直接「雑収入」あるいは「雑損失」勘定で処理します。
損益計算書の表示区分は
雑損失⇒営業外費用
札収入⇒営業外収益
になります。
以上は試験を意識した会計の処理の流れですね。
実際の現場では現金過不足が発生したら目を血眼にして
原因を究明します。
「え!合わない、じゃあ現金過不足で処理して〜」
なんて軽いノリは経理マン失格です。
企業というのは
手持ちの現金、つまり社内にある金庫の中にある現金の有高を
期中と期末に実際に計算して、帳簿の残高と一致するかどうかを確認します。
この確認する作業のことを「実査」といいます。
本来ならば必ず一致するはずなのですが、概ね記帳の間違いや漏れなどで
不一致になる事の方が多いですね。
この実際の現金の有高と帳簿残高の不一致の事を現金過不足と言います。
では、現金過不足が発生したときはどのように処理するのでしょうか?
「何!現金が足りない!誰が着服したんだ!」
なんて話はさておき…
まず処理の基本として押さえる事は
現金過不足が発生したときは必ず、実際の現金の有高に
帳簿の残高を合わせる
ということです。
あくまでも実際に手元にある現金の有高が絶対である、ということですね。
帳簿より現金が100円足りないから自分の財布から出しちゃえ!
なんてことはしてはいけない訳です。
現金過不足のパターンは2種類あります。
・帳簿よりも現金が多い
・帳簿よりも現金が少ない
そして、期中の処理と決算時の処理に分かれます。
順番に見て行きましょう。
まず期中の処理です。
期中に現金過不足が発生した場合は、「現金過不足勘定」で処理します。
(例)帳簿よりも現金有高が1,000円多かった
(借)現金 1,000 (貸)現金過不足 1,000
帳簿の現金勘定を増加させます。
(例)帳簿よりも現金有高が1,000円少なかった
(借)現金過不足 1,000 (貸)現金 1,000
帳簿の現金勘定を減少させます。
一旦このように仕訳を切っておいて原因が判明したら正しい仕訳を入れます。
(例)先日の実査で現金が1,000円多かったが、売掛金の回収が未記帳であった
(借)現金過不足 1,000 (貸)売掛金 1,000
このようになりますね。
そして決算期の処理ですが、決算期においては現金過不足勘定は用いず
「雑収入勘定」「雑損失勘定」で処理します。
(例)期中の実査で1,000円不足していたが原因は不明のままである。
(借)雑損失 1,000 (貸)現金過不足 1,000
(例)期中の実査で1,000円多かったが原因は不明のままである。
(借)現金過不足 1,000 (貸)雑収入 1,000
現金過不足勘定というのはあくまでも期中に使用する仮の勘定科目です。
ですから決算期においては「雑損失」あるいは「雑収入」に振り替えます。
ただし原因が判明すれば正しい修正仕訳を切ります。
そして決算時の実査で、現金過不足が生じた場合は
現金過不足勘定は用いず、直接「雑収入」あるいは「雑損失」勘定で処理します。
損益計算書の表示区分は
雑損失⇒営業外費用
札収入⇒営業外収益
になります。
以上は試験を意識した会計の処理の流れですね。
実際の現場では現金過不足が発生したら目を血眼にして
原因を究明します。
「え!合わない、じゃあ現金過不足で処理して〜」
なんて軽いノリは経理マン失格です。
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現金預金〜現金と間違えやすいもの〜
現金と間違えやすいものとして
・先日付小切手
・自己振出小切手
・借用証書
などがあげられます。
これは結構落とし穴になりますので今のうちしっかり押さえましょう。
まず、「先日付小切手」というのは
小切手に記載されている振出日が実際の振出日より先の日付になっているものです。
一般的に小切手というのは、振り出された日に銀行に持参すれば現金化できるものです。
だから、会計的には現金勘定で処理します。
しかしこの先日付小切手というのは、記載されている日付までは現金化出来ない
という約束のもとで振り出されるものです。
ですから、直ぐに現金化する事が出来ないので現金勘定では処理しない訳ですね。
では、先日付小切手はどのように処理するのか?というと
先日付小切手は、「受取手形」として処理します。
(例)売掛金10,000円の支払いとして、先日付小切手を受け取った。
(借)受取手形 10,000 (貸)売掛金 10,000
続いて自己振出小切手というのは
当社(つまり自分の会社ですね)が以前に振り出した小切手の事を言います。
具体的にどのようなケースが考えられるのかというと
商品を販売したら、相手先から以前に当社が振り出した小切手を受け取った
場合などです。
自己振出小切手は、「当座預金」として処理します。
(例)商品10,000円を販売し代金として、当社がかつて振り出した小切手を受け取った。
(借)当座預金 10,000 (貸)売上 10,000
小切手を振出した時は、当座預金の減少として処理します。
それが現金化されないまま、再び戻ってきた形になるので当座預金の増加として処理します。
続いて、借用証書の場合を見てみましょう。
借用証書とはお金を貸し付けた相手から受け取る証書のことを言います。
借用証書は、「貸付金」として処理します。
(例)P社に10,000円を貸し付けて、借用証書を受け取った
(借)貸付金 10,000 (貸)現金 10,000
ではこれら以外に現金と間違えやすいものとしては以下のものがあります。
・郵便切手やはがき ⇒期末時点の未使用分は「貯槽品」、使用分は「通信費」
・収入印紙 ⇒期末時点の未使用分は「貯蔵品」、使用分は「租税公課」
・消耗品 ⇒期末時点の未使用分は「貯蔵品」または「消耗品」、使用分は「消耗品費」
問題として出されるパターンとしては、期末に金庫の中身を実査したら
これらのものが出てきたというパターンです。
上記のものについては、修正仕訳を切る形になります。
・先日付小切手
・自己振出小切手
・借用証書
などがあげられます。
これは結構落とし穴になりますので今のうちしっかり押さえましょう。
まず、「先日付小切手」というのは
小切手に記載されている振出日が実際の振出日より先の日付になっているものです。
一般的に小切手というのは、振り出された日に銀行に持参すれば現金化できるものです。
だから、会計的には現金勘定で処理します。
しかしこの先日付小切手というのは、記載されている日付までは現金化出来ない
という約束のもとで振り出されるものです。
ですから、直ぐに現金化する事が出来ないので現金勘定では処理しない訳ですね。
では、先日付小切手はどのように処理するのか?というと
先日付小切手は、「受取手形」として処理します。
(例)売掛金10,000円の支払いとして、先日付小切手を受け取った。
(借)受取手形 10,000 (貸)売掛金 10,000
続いて自己振出小切手というのは
当社(つまり自分の会社ですね)が以前に振り出した小切手の事を言います。
具体的にどのようなケースが考えられるのかというと
商品を販売したら、相手先から以前に当社が振り出した小切手を受け取った
場合などです。
自己振出小切手は、「当座預金」として処理します。
(例)商品10,000円を販売し代金として、当社がかつて振り出した小切手を受け取った。
(借)当座預金 10,000 (貸)売上 10,000
小切手を振出した時は、当座預金の減少として処理します。
それが現金化されないまま、再び戻ってきた形になるので当座預金の増加として処理します。
続いて、借用証書の場合を見てみましょう。
借用証書とはお金を貸し付けた相手から受け取る証書のことを言います。
借用証書は、「貸付金」として処理します。
(例)P社に10,000円を貸し付けて、借用証書を受け取った
(借)貸付金 10,000 (貸)現金 10,000
ではこれら以外に現金と間違えやすいものとしては以下のものがあります。
・郵便切手やはがき ⇒期末時点の未使用分は「貯槽品」、使用分は「通信費」
・収入印紙 ⇒期末時点の未使用分は「貯蔵品」、使用分は「租税公課」
・消耗品 ⇒期末時点の未使用分は「貯蔵品」または「消耗品」、使用分は「消耗品費」
問題として出されるパターンとしては、期末に金庫の中身を実査したら
これらのものが出てきたというパターンです。
上記のものについては、修正仕訳を切る形になります。
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現金預金〜現金の範囲〜
今回は現金預金の中から
会計における現金の範囲について見て行きましょう。
一般的に現金といえば、硬貨や紙幣のことを指すと思われがちですが
会計の世界では、硬貨や紙幣はもちろん現金として扱いますが、それ以外のものでも
現金として扱うものがあります。
まず、会計上の現金というのは
・通貨(硬貨や紙幣)
・通貨代用証券
この2つに分類されます。
通貨については問題はないでしょう。あなたの財布の中のお金そのものです。
問題は2つめの「通貨代用証券」といわれるものですね
これは色々な種類がありますが押さえておきたいものとしては
・他人振出小切手(先日付小切手は除くので注意)
・株式の配当金領収証
・期限到来後の公社債利札
・郵便為替証書
・法人税等の還付通知書
などです。
ようするに、額面と同等の現金にすぐ換金出来るものは「現金」として処理
するということですね。
ただし、先日付の小切手は現金としては扱わないので注意して下さい。
なぜなら、直ぐに現金化は出来ませんよね。
会計における現金の範囲について見て行きましょう。
一般的に現金といえば、硬貨や紙幣のことを指すと思われがちですが
会計の世界では、硬貨や紙幣はもちろん現金として扱いますが、それ以外のものでも
現金として扱うものがあります。
まず、会計上の現金というのは
・通貨(硬貨や紙幣)
・通貨代用証券
この2つに分類されます。
通貨については問題はないでしょう。あなたの財布の中のお金そのものです。
問題は2つめの「通貨代用証券」といわれるものですね
これは色々な種類がありますが押さえておきたいものとしては
・他人振出小切手(先日付小切手は除くので注意)
・株式の配当金領収証
・期限到来後の公社債利札
・郵便為替証書
・法人税等の還付通知書
などです。
ようするに、額面と同等の現金にすぐ換金出来るものは「現金」として処理
するということですね。
ただし、先日付の小切手は現金としては扱わないので注意して下さい。
なぜなら、直ぐに現金化は出来ませんよね。
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