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会計ワールドサイトトップ >検定試験情報  >> 全経簿記上級と日商簿記1級の違い
全経簿記上級と日商簿記1級の違いは何なのか

いずれも簿記検定の最高峰ですよね。
合格者には税理士試験の受験資格が付与されるのも
同じです。

範囲も、商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4科目
である事も同じです。

ただ、配点が違いますね。

日商簿記1級は、商会で50点、工原で50点の100点満点で
70点以上が合格ライン。
ただし、10点未満の科目があれば、合計で70点あっても不合格。

全経簿記上級は、各科目100点の400点満点で
280点以上が合格ライン。
ただし、40点未満の科目があれば、合計で280点あっても不合格

点数は違うけど、割合は共に70%ですね。

全経上級の方が、点数が大きい分、部分点の配点も日商1級より
細かくなっています。

各科目の範囲もほとんど同じですが、私の印象では
全経上級の方が問題が素直な感じを受けます。

つまり、基本的な事をきっちり押さえておけば決して
難しい試験ではないという事。

日商の場合ももちろん基本的な論点が大部分を占めますが
最近は結構凝った出題もされています。

特に、原価計算の部分でかなりの難問が出題されるのが
最近の傾向のようですね。

ですから、税理士試験の資格取得のためであるなら
全経上級も視野にいれるとチャンスも広がってくると思います。

日商、全経も年2回ですから、合わせてチャンスは4回になりますね。

来年2月の受付も始まっています。



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